【任意整理の体験談】借金の重さを分かっていなかったシングルマザーの債務整理の体験談

【任意整理の体験談】借金の重さを分かっていなかったシングルマザーの債務整理の体験談

学校も勉強もお留守の私がようやく気づかされた世の中のシステム

実社会を軽く見ていた私の十代から二十歳過ぎ

高校在学時代から「元気過ぎ」のレッテルを全身に貼り付けていた私は、当然の如く学校も家も飛び出しての奔放な毎日を過ごしていました。両親も勘当手前って感じで、私の存在自体を無視したがっていたみたいでしたし、いわゆる「デキ婚」後も家庭内で母と妻と嫁を務め上げられる訳もなく、20歳過ぎでシングルマザーに。さすがに乳飲み子を抱えての毎日は不安でしたが、独身時代の遊び仲間や先輩方に助けていただきながら、あの時期は結構必死で毎日を生きていたと思います。


赤ちゃんを抱えているのでフルタイムの定職には就けず、紹介してもらった仕事を短期アルバイト的にこなしつつ、日銭を手にするギリギリ以下の生活は、今だったらとても無理でしょう。


当然生活費が足りず、日々の食費にも困る状況から、水道や電気を止められる寸前でした。当時は役所へ相談に行くなどの知恵も無く、結局ノンバンク系のキャッシングサービスでその場凌ぎの繰り返しでした。「何とかなるさ」「今に突然王子様が現れて私達を養ってくれるさ」と、表向きは冗談半分に言葉にしつつも、内心「誰でも構わないから私達を食べさせてよ」が心細すぎるホンネでした。


結局最後に手を差し伸べてくれたのは

そんな無計画なキャッシングが続くハズなどありません。次第に最初に無人ブースで借りられる金額も少額となり、L社、N社、A社、P社の計4社から、それぞれ30万円ずつの限額一杯を借り入れた状態でジ・エンドでした。バカな私でも掛け算は出来ますから、借金が総額120万円「らしい」ことは何となく理解できましたが、手元に現金が見当たらない状況でしたから、その現実がピンと来ません。


2ヵ月前から全社で生じさせてしまった延滞直後から、頻繁に届き始めた督促状も、細かい数字と漢字が「意味ワカンナイ」と破棄するのも面倒で放置するばかりでした。間もなく携帯代も支払いが滞り始め、片っ端から見慣れぬ番号は着信拒否追加を続ける日々が数ヵ月間続きました。そんな実際には大変な状態に気づいてくれただけでなく、手を差し伸べてくれたのは、やはり心のどこかで頼りたかった母親でした。こっそり私の不在時間に文化住宅の部屋の様子を伺いに通っていたらしく、1通の督促状から「ただ事ではない」「放置させてはならない」と悟ってくれていたのでした。


泣いて母に懇願され渋々訪ねた弁護士事務所に救われた私

債務を放置する怖さを全く理解していなかった私

「借金!?何か手紙とか来るけど、玄関まで取り立てとか来ていないし、何も怖い目には遭って無いし」「ホントに返して欲しけりゃ、そのうち言ってくるでしょ」が、今思えばどれだけ赤面しても足りない、当時の私の発言でした。自分の説得ではラチが明かぬと判断したのでしょう。


泣いて懇願する母に根負けした形で、渋々弁護士事務所に足を運びましたが、その際もまだ「仕方ないから1回だけつきあってやるか」的な感覚でした。そんな礼儀のかけらも見当たらぬ挙動の私に対し、応対してくれた女性弁護士は、あくまでソフトで何だか良い印象でした。そして常識が欠落していた私でも理解できる表現と説明で、なぜ債務を放置してはならないのかを、キチンと根気良く教えてくれたのでした。


あくまで頭の中のイメージだけでしたが、債務整理を行う事が、我が子の将来にプラスとなるらしいとの結論を自分の中で確かめ、弁護士が提案くださった任意整理の手続きをお願いしました。計4社からの総額120万円には過払い金は見当らず、それでも遅延損害金という何やら難しい五文字の数十万円の支払いが免除されるのなら「これはラッキー」的な感覚でした。当面カードが使えない理由も説明くださり、その上で女性弁護士は「ある儀式というか作業」を私に命じました。それは机の上に並べたキャッシュカードに、自らハサミを入れなさいとの指示でした。その時はさすがに憮然とした表情を浮かべてしまいましたが、今振り返れば、私が少しでも一人の社会人、そして母親に近づく上で、避けてはならない「ケジメ」だったと思っています。


債務整理でようやく年齢相応の母親としてのスタートラインに

結局120万円は実家の母が肩代わりしてくれ、私は幼い娘を連れ、奔放過ぎた生活に一区切りから、実家に戻らせてもらえました。今は水道やガスが止まるかも知れない不安感や、財布の中に現金が見当たらない絶望感とも無縁の毎日ですが、もう非常識な無茶や羽目を外す事はありません。


これだけ迷惑を掛けたにも関わらず、私を見捨てなかった母の「子供を想う気持ち」「親として責任を果たす姿」が、私を確実に変えてくれました。そしてもう1人、そんな母と私の間に入ってくださり、今なら何とか理解できている任意整理の手続きを進めてくださった、女性弁護士に褒めていただける母親になる事、これが当面の密かな目標です。債務整理でようやく過ぎたるヤンチャから卒業させてもらった、まだ若い私の体験談は以上です。


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